愛育病院での麻酔(無痛)分娩の【体験談】を①〜③のテーマに分けて書いています。
①愛育病院を選んだ理由と実際入院しての感想(費用・特徴・食事など)
②愛育病院麻酔(無痛)分娩学級について
↑今ここ
ママ
こちらの記事では2番目のテーマである
②愛育病院麻酔(無痛)分娩学級についてをご紹介します!
実際に無痛分娩で出産してみて、デメリットと言われいる部分はどうだったのかも記載しています。
麻酔分娩学級とは
麻酔分娩学級は、麻酔分娩の概要・方法・リスク・分娩について知っておくべき事項をそれぞれ専門医の先生からお話を聞く講習会です。
受講費は2,000円で愛育病院で麻酔分娩を検討している方のほとんどが受講されているようです。
更にこちらの講習を受けると、麻酔分娩料の250,000円が200,000円となります。
当日のカリキュラム
場所は愛育病院の9F会議室で行われました。
資料として「愛育病院での麻酔分娩についての説明書」と「麻酔分娩申込書」が配布されます。
助産師さん・産科医・麻酔医の3人からそれぞれ15分程度説明があります。
内容は
- 陣痛〜出産までの流れ
- 麻酔分娩について(メリット・デメリット)
- 愛育病院での麻酔分娩のポリシー
陣痛〜出産までの流れ
一般的な内容で、陣痛の一連のサイクルについての説明でした。
麻酔分娩について(メリット・デメリット)
愛育病院での無痛分娩について
①愛育病院での麻酔分娩は2種類の方法がある
・硬膜外麻酔
・硬膜外麻酔&脊髄くも膜下麻酔 併用
→状況により担当医が決める
②麻酔を入れるタイミングは好きな時いつでもOK
子宮口4~5㎝開いてから始めるとその後の分娩が順調に進むという報告があるが、自分で麻酔を始めたいと思うタイミングでOK
③麻酔分娩ができないひと
・検査結果で異常のある方(血液が固まりにくい・強い感染兆候がある)
・背骨(腰椎)周辺の病気を持っている方
④麻酔分娩前は2時間以上禁食
⑤麻酔中は歩行禁止
必要に応じて導尿を行う
無痛分娩のメリット・デメリット
【麻酔分娩のメリット】
・痛みが減少する。
・妊婦の心理的負担が減る。
・緊張が減り、お産がスムーズになる(復帰が楽)
【麻酔分娩のデメリット】
分娩経過への影響 | 出産を終えた私の場合 |
---|---|
吸引・鉗子分娩の確立が上がる | 吸引分娩を行いました |
分娩時間が伸びる傾向 | (初産の場合)自然分娩で約14時間と言われていますが私の場合21時間かかりました |
合併症の確立が上がる | 特になし |
陣痛促進剤の使用確率が上がる | 陣痛促進剤を使用しました |
それ以外だと
・自然分娩のほうがオキシトシン(別名「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」)というホルモンが増える(産後うつの予防にもなるなど)
愛育病院での麻酔分娩のポリシー
基本理念として妊婦の意志や選択を尊重するとの事でしたが、私が感じた印象は病院としては自然分娩をおすすめしているな〜という感じがしました。
強く感じたのは計画分娩は出来るだけやめて自然にお産を始めましょうという感じでした。
愛育病院が行っている「オンデマンド無痛分娩」を希望している私にとっては、やはり愛育病院にして良かったなという印象でした。
愛育病院では自分にあった出産プランが選べるように様々な出産スタイルを実施しています。
ホームページで出産スタイル診断も行っています。気になる方はチェックしてみてください!
愛育病院の出産スタイル診断はこちら
さいごに
麻酔分娩を検討されている方にとっては受けておくべき講習ではないかと思います。
無痛分娩の産院選びに迷っている方は、病院によって無痛分娩に対する考え方が異なりますので、まずは自分の希望する出産スタイルを決めてから産院との相性を確認しましょう。
最後までこの記事を読んでいただきありがとうございます!
みなさんも、自分が納得&安心できるスタイルで、幸せなお産ができるように願っています!
(この記事は2018年9月出産時の体験談です)